当たり前だけど、当たり前じゃない!?

日本で暮らしている頃は当たり前すぎて気づかなかったことも、アメリカにくると当たり前じゃないだーって気づかされることが多いです。

日本で当たり前でもアメリカでは当たり前でないことの代表的な例で挙げると、

・電車が時間通りにくる。
・トイレが綺麗(笑)
・接客が丁寧         などなど。              

私が最初に日本に来た時にビックリしたのが、よく話かけられること(笑)日本にいる時も、道を聞かれたり声を掛けられることが多い方ですが、アメリカは何しか話しかけられる。

先日、スーパーで買い物をしていた時のこと。
アジアン食材の棚でお米を物色していた時に男性に声を掛けられ、こんなやりとりがありました。

男性「ねぇねぇ、ちょっといい??タイカレー作りたいだけど、どのお米が良いと思う??」

私「タイカレーだったらジャスミンライスだね。なんといってもタイのお米だからカレーとの相性もいいし」

男性「なるほど!じゃあ、ジャスミンライス買ってみる!あと、もう一つ聞きたいんだけど材料は鶏肉を選んだんだけど、これでいいかな?」

私 「全然いいと思う!好みだけれどエビも美味しいよ!私はインゲンいれたり、パプリカをスライスして入れたりするよ!」

男性「そうなんだ!じゃあ、そうしてみるよ!スパイスはもう選んだから作ってみる!ありがとうね!!」

といった会話。
今回限り。名前も年齢も仕事も、どこに住んでるかも知らない初めて会う感じのいい男性でした。

また別の日には、ゲイの男の子が白のダウンジャケットを着ていた私を捕まえて

「それどこで買ったの!?私ずっとそんな感じのダウンが欲しかったの!!」

と突然言われて驚いたけど、

「プレゼントで貰ったから、どこで売ってるか知らないの」

と伝えると

「そうなの?残念。でもそれ贈った人良い趣味してるわね!
 
だって。粋な一言も添えて颯爽と去っていきました。

アメリカでは知らない人にでも気軽に話かけてくれます。
カフェで隣になった人と目があって「いい天気ですね。」なんて、声かけしたりなんてことも。
もちろん、全員ではないですけど(笑)

日本では席を譲る時とか、何か出来事が起きた時に互いに顔を見合わせて微笑んだり、話したりすることがあっても着ている服や履いてる靴をどこで買ったのか聞くことは稀ですよね。

私は話かけられたりすることが嫌いではないので(人によりますが(笑))、むしろ楽しめる方なので嬉しいのですが、日本で当たり前のようにしてしまうと、少し違った空気が流れてしまうことがあるので気を付けるようにしています(笑)

我が家では、空港スイッチの入れ替えと言っています。アメリカの空港についた途端に日本スイッチからアメリカスイッチに切り替える。という意味なのですが、

例えば、防犯意識として最近はキャッシュレスなので少ないですが、お釣りをもらった際に人前で数えない。とか席取りでお財布が入ってなくても鞄を置かないとか(笑)

当たり前スイッチの切り替えは防犯にも役立ちます。
自国の当たり前と他国の当たり前を知ることで両国の違いが見えてきます。そうすると、自分の国の良い所も見えてきて好きなってきますよ。

少なくとも私は日本にいる時はトイレとお風呂を、もちろん当たり前のように使用してきましたが、今は日本のトイレとお風呂に感謝して、そしてとても恋しく思います(笑)

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