アメリカにきてから、すこぶる肌の調子が悪い。
悪いという可愛いものではなく、額と、鼻に沿った両側の頬が赤くただれ、皮がめくれてしまっている始末…。毎朝、自分の顔を見るたびに溜息を吐きながら1日が始まるという地獄のサイクル。超絶ポジティブな私でさえも絶望的な気分で1日が始まるのは、さすがにきつかったです。
私は、元々アトピー持ちの乾燥肌。でも、有難いことにアトピー持ちというわりには子供の頃から顔に症状がでることはありませんでした。しかしながら、冬になると乾燥によって耳の下が少し切れてしまったり、肘・膝の裏がカサカサになったり、背中が異常に痒くなったりするので抗生物質は手放せず、背中は母に塗ってもらっていたので肌が黒くなってしまっています。しかし、他人からすると「え?アトピーなの??」と言われるくらいだったので、自分ではあまり気にすることもありませんでした。
なので、今回の肌荒れは今までで初めての体験で本当にどうしていいのやら…。と途方に暮れていました。
しかし、悩んでいてもしょうがない!ということで、早速お得意のGoogle先生の聞いたり、アメリカ生活をされている人のブログを拝見したり…。肌荒れの原因をさぐるべく、日本からの持ってきた本を再度読み漁り、良いとされることを一つずつ試してみることでにしたのです。
まずは、日本から持ってきた顔用のステロイドを塗ることから始めましたが全く効果がなく、なんだか酷くなっているような…。そこで、色々調べているとステロイドをぬることで症状が悪化することがある。ということでした。それは、きっと早く良くなりたい気持ちと、私の雑な性格が相まってどうやら塗りすぎていたようでした。一旦、ステロイドの使用をやめたところ、症状が少し和らぎました。
そんなこんなで、色々段階を踏んで良きとされることを調べながら自分に合う方法を見つけていくことにしました。そこで見えてきたのが、ただの肌荒れではなく更年期、そう年齢からくる症状であることがみえてきました。同じような状況の人がいても、20代と40代では感想が違っていたのがきっかけで更年期で起こる症状がわかってきました。自分がそういう年齢になっているとわかっていても、実際に症状がでても気づかないなんて(笑)図々しいのか、鈍感なのか(笑)さて、そんな中で効果があったものを少し紹介しようと思います。
ただし、悪までも私が試したことで得た効果なので全ての人に効果があるかはわかりませんので、参考程度にしてもらえれば幸いです。
では、状況を整理しましょう。
1.肌荒れ時の状況と症状
1-1.状況の説明
症状が酷かった季節は冬です。私が住むニューヨーク州の雪深い場所の乾燥具合は最悪でしたね。ボトボトに濡らしたバスタオルを一晩部屋に置いていたら、朝にはカラカラに乾いている状態です。暖房と外の乾燥のダブルパンチですね。40代後半で更年期に入っている私には、足りない栄養素が満載。そこに乾燥ときたもんだから最悪ですよね(笑)
1-2.肌の症状
顔の額・鼻の両サイドに沿って赤みや乾燥あり。朝起きると、乾燥で肌がボロボロとめくれてくる。いつも使用していた化粧水を使用するとヒリヒリして痛い。といった肌荒れ代表作の目白押しでした。

2.試したこと
2-1.シャワーヘッドの交換!
なにせここまで肌が乾燥したことがなかったので、本当に何をしていいか分からず朝、鏡に映る自分に絶望を感じる毎日だったのですが、シャワーヘッドを交換してないことに気付きました。というのも、アメリカの水はミネラル含有量が多い硬水で、日本の軟水に比べるとシャワーを使うだけで肌の乾燥が酷くなることがあります。若いころ、子供や自分の長期休暇を利用して遊びに来てた時は全く問題なかったのですが、年齢及び滞在日数が増えたことで硬水に影響を懸念するようになりました。そこで、フィルター付きのシャワーヘッドを購入していたにも関わらず、交換していなったことに気付き早速交換するこにしました。酷い時は、シャワーから上がった後からすぐ顔や頭皮、全身が痒くなったのですが体を温めたせいだとばかり思っていましたが、シャワーヘッドを交換するとシャワー後の痒みがなくなりました!恐るべし、硬水…。わたしにとっては、敵だと判明しました。
2-2.ヴァセリンで乾燥を防ぐ!
ネットなどで推奨されている方も多くおられましたが、私は水分補給が全く足りていない状態で塗ってしまっていたので逆効果でした。ヴァセリンを塗ったことで一時的に保湿されますが、ヴァセリンは水分ではなく油分ですので水分を閉じ込めるのにも大変重宝しますが、水分がない状態で油分ばかり与えてもしょうがないですよね。きちんと水分補給したあとに蓋をする意味で使用するなら問題なかったかも。
2-3. 薬を塗る!
なんしか、この肌の赤みを消したい!と色々調べたところ乾燥肌や皮膚炎、かゆみや赤みのある肌にきくという<exederm>という全米湿疹協会が承認している塗り薬があることがわかりました。なので、さっそく買って試すことにしました。肌がヒリヒリするので怖かったのですが、とにかく<exederm>だけを3日間、朝晩の洗顔後に塗りました。すると、あらビックリ赤みが引いてきました!完全ではありませんでしたが、酷い時に比べたら雲泥の差ほど変わりました!効果ありでしたね。しかも、薬局で気軽に買えるので簡単に試すことができ、助かりました。

このお陰で一番気になっていた赤みをとることができました!でも、まだ肌の乾燥は治まりません。
2-4.徹底的に保湿!肌を気づかう洗顔で効果の兆しが…
よく考えたら、日本から持ってきていたシートマスクがなくなってから肌の調子が悪くなっていたような気がします。日本から持ってきていたのは、LuLuLuのシートマスク緑さん。
朝晩しっかりマスクをして乳液をベタベタに塗ることで乾燥は少し改善されました。
2-5. 最強保湿クリームを使用!!
これも当たり前のことですが、保湿クリームを使用することで少し改善されたのですが、日本から持ってきた保湿クリームでは全然間に合わなかったので、アメリカで保湿クリームジプシーを繰り返し、結局前からしっている<Aveeno> for <very dry skin>をお手入れの最後にベタベタに塗ることで乾燥が解消されました。といっても完璧に解消されたわけではなく、今までのクリームで1番良かった。ということですかね。浮気心であれもこれもと試してみましたが、Back to basic.基本に戻ることが始まりである。ということですかね。

※↑AveenoさんのHPはこちら
3.結論
まだまだ研究途中ではありますが調べていくなかで、ストレスなく規則正しい食事と生活をして、睡眠をしっかりとることが大事!!ということが分かりました。
が、それができればそんな簡単なことはないのです(笑)生きていればストレスだって山ほど感じることがあるし、そのストレスを解消するために映画なんぞ見ようものなら、もれなく寝不足になったりして(笑)規則正しい食事をしたくても、予定が狂って外食続きになることだってある。人間だもの(笑)大事なことは、年齢からくる荒れた肌や、シミ・シワが増えた顔を毎朝見るのが怖くても、自分を責めないこと。自分をあきらめないこと。毎日大事に生きていく中で、老いを感じながら自分と上手く付き合う方法を見つけていくことではないかと日々感じております。
今回の肌荒れをきっかけに私は自分自身を振り返るいいきっかけになりました。これから、もっと年齢を重ねていくことで体がトランスフォームされていくことでしょう。自分を労わることが苦手だった私も、そろそろ自分と向き合って大事にしなさい。という体からのwake up call だと思い、自分を気づかってあげようと思います。優先順位を上位にしてあげて、肌や心のケアに勤しんで参りたいと思っております(笑)まだまだ書ききれていないサプリや食事や運動のことは、これから少しずつ結果も含めて紹介しようと思います。
同じ想いをお持ちの方がおられましたら、一緒に楽しみましょう!
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