バレンタインデーというけれど。

海外生活

先日はバレンタインデーでしたね。

初めてニューヨークの街を訪れた時、ちょうどバレンタインデーの時期で街中がピンクでハートマークのバルーンや赤やピンクの花束が花屋に並び、可愛いなーと思っていたことを思い出します。

結婚して初めて行く旅行なのに旦那さんと共通の男友達も一緒に参加してなぜか3人で過ごしたのが、つい最近の出来事のように思いだされます。なぜ3人なのか?この珍道中は、また今度紹介します。

さてさて、バレンタインデーというと日本では女性が男性にチョコレートを渡すのが主流ですよね。最近は友達に渡す友チョコなんかも登場して日本に住んでいたころ、お友達のお母さんが娘さんと大量のクッキーを焼いたり、チョコを作ったりして寝不足になっているのを見て、息子でよかったと胸をなで下ろしていたことを思い出します(笑)

アメリカのバレンタインデーはというと、男性から女性にプレゼントを渡すのが主流です。

うちには高校生の息子と旦那さん2名の男性がいます。クリスマスも母の日も誕生日も秘密を隠すことができない2人の茶番に毎回付き合うのが大変で、そろそろアカデミー賞から声がかかってもいいんじゃないかと思っております。

今年は、バレンタインデーのことなんてスッカリ忘れて息子と二人で、まったり過ごしていました。そこに、いつも通り車で帰ってきた旦那さんが「荷物が重いから手伝ってくれ」と、家にいる息子に電話を掛けます。そこで、私は「あ、バレンタインデーかー。茶番の始まりだな」と気づいてしまいます。

なぜなら、まず第一に荷物が持てないくらい一人で買い物をすることがまずない。そこで、今日なんか
と考える。あ、バレンタインデーだ。ということは、何かあるな。

という具合に長い付き合いだと悲しいかな気づいてしまうのです。

ここから茶番は始まるのですが息子は鈍感なので、旦那さんと共犯なはずなのに軽く裏切ります。

「お母さんもついてきてー。荷物多いみたいやから」

いやいや。一人の方がいいと思うよ。と思いながら、何故か私がアシスト。

「そんなに荷物多いの??ダディにどれくらい荷物多いか聞いてみて」

すると、旦那さんに電話した息子は作戦に気づき、すぐさま電話を切って

「お母さん、寒いから家おってー。やっぱり、そんなに荷物ないって」

ここで私は少し意地悪のなので

「いや、荷物あるなら行くよ」と無理くり言い張ってみる(笑)

息子は焦って

「いやいやいやいや。大丈夫だから!」と靴を履きながら慌てて外に出ていきました。

そして、しばらくすると携帯で音楽を鳴らしながらチョコを持った2人が家に入ってきて

「Happy Valentine’s Day!!!」と、チョコレートを差し出してくれました。

心の中で「知ってる」と思いながら、「ありがと~~~~!」と喜ぶ私。

わかっていても、ありがたいものです。

その後、二人は私のために買ってくれたはずのチョコレートを私より先に頬張る2人を見て、結局2人がチョコレートを食べたかっただけじゃないの?(笑)と思ってしまう私はひねくれてますね。

来年のバレンタインデーは、私の演技を隠し撮りしたいと思います(笑)

この絶妙に不細工な熊のぬいぐるみは、旦那さんのことをプーさんと呼んでいるので分身として購入したそうです(笑)義母にあげる予定です(笑)

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是非覗いてみてくださいね。

akane

40代後半で突然のアメリカ移住。
国際結婚していても英語が堪能なわけではない。
やる気とポジティブだけで生きてきた生粋の関西人の私が
異国で奮闘する様子をひとり言のようにつぶやいております。

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